うつ病になったきっかけ
実のところ、何がきっかけなのか自分でもよくわかりません。
私は当時中学3年生で地味でおとなしかったですが友だちもおり、いじめも特になく、それなりに楽しい学生生活を送っていました。
ある朝、いつものように起きるとどうも調子がおかしい。
風邪のような…だるさ。
熱や咳といった症状がなかったのでそのまま登校しましたが、
全校朝会で気分が悪くなり、保健室へ。
一週間ほどそれの繰り返しだったと思います。
(思います…というのは、この期間の出来事は夢の中で起きたかのような曖昧な記憶でして)
謎の体調不良に悩まされている中、入院していた祖父が亡くなりました。
祖父のいる病院に駆けつけたまでは大丈夫だったのはたしかです。
しかし、葬儀に参列している最中でいいようのない吐き気に襲われました。
その場で立っているのも辛くなり、母に「しっかりしなさい」と叱咤をされつつ叔母に付き添われて葬儀場のトイレで苦しんでいたのが最後の記憶。
気づいたら自分の部屋のベッドで寝ていました。
その時から私はベッドから起き上がることが出来なくなってしまいました。
こうやって見るときっかけは「祖父の死」…ではあるのですが、
祖父とはそんなに親しかったわけでもなく。
当時担任で私が大好きだった教師が妊娠して学校を辞めるという件も視野に入れると、『別れ』がきっかけだったのかもしれませんね。